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   田上情報局2021

 

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2021年11月13日(土)
 イノシシ被害
 東田上地区内でイノシシの行動が活発化している。数は多くないようだが、小型や中型の複数のイノシシが目撃されている。庭先の畑に植えていたジャガイモが掘り返されたり、湿り気のある岸や溝などが掘り起こされるなどの被害も出ている。
2021年10月30日(土)
 イノシシ捕獲 (西田上 池の奥)
 西田上地区、池の奥に設置された新田さんの箱罠に大きめのイノシシが入った。箱罠の背後の茂みの中で別のイノシシの動く気配があり、撮影画像を確認すると草木の隙間からイノシシの体の一部が見えた。おそらく子供のイノシシだろう。
 箱罠に入ったイノシシは、新田さんの知人の猟師が用意した小型の檻に移し替え、生け捕り状態で現場から搬出した。 
2021年9月24日(金)
 不法侵入現行犯
 散歩の途中、東田上の宇民家の水田に残されたイノシシの痕跡を眺めていると、突然、直ぐ側の稲穂が揺れた。見ると、稲穂の隙間に小型のイノシシの姿があった。イノシシは、よく肥えた猫くらいのサイズで体表にはウリ坊の縞模様が残っている。

 水田は道路から少し下がっているため、視線が合いにくく、更に子供のイノシシは成獣ほどの警戒心がないので、こちらの存在に気づいているのかどうかはわからないが、ほんの数メートル先で動き回っている。この辺りには水田への給水口があり、水田に水が溜まっているため、それを目当てにやって来ているようだ。

 しばらくして、顔を上げたウリ坊とカメラ越しに目が合うと、急に向きを変えて稲穂を揺らしながらかなりのスピードで水田を突っ切って宇民家の裏の桑や葛が絡み合う茂みの中へ走り去ってしまった。
2021年9月16日(木)
 イノシシ5頭捕獲 (西田上 西條牧場)
 昨日の夕方、吉村さんから、西條牧場に設置している新田さんの箱罠に小型のイノシシが5頭入っていて、檻の外にもう1頭いるという連絡が入った。さっそく新田さんに確認すると既に西條さんから連絡があったと言う。
 本日、午前8時過ぎに現場へ行ってみると既にウリ坊の縞模様の消えた小型のイノシシが5頭入っていた。多少サイズにバラツキはあるが兄弟イノシシだろう。久しぶりの多頭捕獲となった。
2021年7月2日(金)
 半夏生
 午前10時頃から、家の周辺でカラスが騒ぎ出した。あまりにも、うるさいので追い払おうと庭へ出るとすぐ側のエノキの低い枝にオオタカの姿が見えた。距離は10メートル程だ。オオタカはこちらを振り向いた後、飛び立って数十メートル離れた林の中に姿を消したが、その後もカラスは騒いでいた。

 午後2時頃に再び庭へ出ると、突然エノキの枝から茶色と黒っぽい2羽の鳥が飛び立った。低く飛び立った茶色の一羽はそのまま飛び去り、草むらに落下した黒っぽい鳥は内蔵部分が食い尽くされたカラスだった。捕獲したカラスを掴んで枝から飛び立ったオオタカが落としてしまったらしい。

 草むらから取り出したカラスを、よく目立つ場所へ放置し、3時間後に確認すると跡形もなく消えていた。オオタカが再び拾いに来たのか?、トビが持ち去ったのか、または小動物が咥えて行ったのかはわからない。

 オオタカとカラスの争いは2019年7月にも記録している。→→→クリック
2021年6月13日(日)
 家ネズミ
 すこし前から、倉庫の中二階で、ネズミの暴れる音がしていた。音は朝方、午前4時〜5時頃になると急に激しくなり、壁面に貼った発泡ポリスチレンの断熱材を掻きむしるような耳障りな音だ。
 同時に3種類のネズミ取り(籠式)、(粘着式)、(殺鼠剤)、を仕掛けておいたところ、5日目に、尾を除いた体長10p程の中型のイエネズミが掛っていた。
 過去には、2014年6月16日2015年4月13日にも捕獲している
2021年3月29日(月)
 野ネズミ
 ワラビ採りに出かけた山で、野ネズミが活発に活動していた。おそらくアカネズミだろうと思う。複数の個体がいて、すばしこく動き回るので撮影しにくかったが、帰宅後に詳しく確認したところ、その中に腫瘍のような奇形の個体が写っていた。
2021年3月9日a(火)
 トマコ参上
 トマコとは阿波弁でイタチのことを指す。正面から見ると小顔でおでこが小さく狭く見えることから、さすがに今では聞かなくなったが、嘗ては小顔で、額の狭い人の顔を「トマコ面(ズラ)」などと言っていたのを憶えている。

 写真のイタチ、今朝、近所の人家に設置されている小型の箱罠に入ったモノで、近づくと唸り声を発して威嚇してくる。イタチ科の動物は体のサイズにかかわらず、獰猛で歯も鋭いので注意が必要だ。
 さて、このイタチ、例によって人家から遠く離れた場所へ放された。
2021年3月9日(火)
 大物イノシシ捕獲 (西田上地区)
 西田上の真楽寺の背後にある塩ガ峰の中腹に設置された箱罠に最近で最も大きなイノシシが入った。新田さんの放った銃弾がイノシシの眉間の真ん中をを1発で撃ち抜き留めを刺した。

 意気揚々と一緒に付いてきた新田家のコロは、大きなイノシシに怖じ気づいたのか、車の下へ隠れたまま処理が終わるまで出てこなかった。
 ジムニーに連結したキャリアーを用いて山から搬出し新田さんが解体した。
2021年1月10日(日)
 イノシシ捕獲 (西田上地区 黒北)

 田上地区 池の奥に設置している新田さんの箱罠に大きめのイノシシが入った。
 一昨日から降り続いた雪のため、見慣れた現場の景色が新鮮に見えてくる。

 新田さんが銃による止め刺しで処理した。
発砲の瞬間たちこめる白い硝煙が、背景の雪の白さに埋没し、ただパーンという音だけが響きわたった。
 今回も、ジムニーに連結したキャリアーに乗せて新田さんの自宅へ運び解体した。

2021年1月4日a(火)
 イノシシ捕獲 (田上地区 黒北)
 竹に占領されつつある黒北の雑木林に設置された新田さんの箱罠に親子のイノシシが入った。、檻の外から新田さんが銃で留めを刺して処理した。

 黒北の奥には嘗て人家があって、この山道が生活道路として使われていたのだが、今では通る人もほとんどいなくなり、荒れた道は、四輪駆動車でなければ かなり厳しい。

 路面の振動も激しくて、帰る途中、ジムニーに連結していた搬出用のキャリアーのタイヤが外れてしまうというアクシデントに見舞われた。
 イノシシは新田さんが自宅へ持ち帰り、解体した。
2021年1月4日(月)
 たぬき正月
 昨年の秋から、民家に出没し、住民の履き物をくわえて持ち去っているタヌキの窃盗グループの一味が、新年早々、小型箱罠に入った。
 昨年の11月以降、ここで捕獲されたタヌキは3頭目となった。このタヌキ、右目が白内障のように白く濁っている。
 被害が及ばないように、前回同様に、人家から遠く離れた場所へ放してやった。
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