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   田上情報局2016

 

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2016年11月4日(金)
 屍2体
 写真右は、東田上東部の道路上に転がっていた小型イノシシの死体。大部分は動物などに食われていて腐臭を放ち、大量のハエが飛び回っていた。

 写真左は、黒北に設置されている箱罠の中で白骨化していた小型のイノシシ。こちらもメッシュをくぐり抜けてやって来たイタチやネズミなどの小動物のエサとなったのだろう。
2016年10月11日(火)
 アナグマ出没
 少し前に宇民家の直ぐ裏にある畑で妙な動物を見たというので、現場へ行ってみたが、その時は足跡も不鮮明でよく分からなかった。イノシシやタヌキではなさそうだというのでサイズからおそらくアナグマであろうと予想はしていたのだ。宇民家の裏では2014年に出没し記録している。
 本日昼前に、家の側に来ているという連絡が入った。猫の餌を目当てにやってきているらしく、かなり大きめのアナグマで納屋の前や畑をウロウロと歩き回り、隙あらばキャットフードを食べようと狙っている。動物は、こちらが動かずにじっとしていると意外に気付きにくい。
2016年7月11日(月)
 イノシシ捕獲 (東田上)
 東田上の横井出の山道から少し下がった竹藪である。ククリ罠はセットして時間が経過すると落ち葉や小枝が降り積もって、罠のトリガーが正常に作動しにくくなり、空打ちが増えるようになる。この罠は最近、宇民さんがセットし直したことが捕獲に繋がったのだろう。

 罠に掛ったのは中型のオスのイノシシで、ククリ罠のワイヤーに捉えられた左前足が竹に引っ掛かる形になって身動き出来ない状態で仰向けになっていた。そのためワイヤーで縛る必要が無く、そのまま槍を用いて止め刺しで処理し、滑車とロープを使い山道まで引き上げ回収した。

 梅雨時期の竹藪での捕獲作業は蒸し暑さと共に、おびただしい数のヤブ蚊が飛び回り、ほんの少しも油断できない。


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2016年3月22日(火)
 ワラビ採り (東田上)
 午後、横井出から黒北方面へ出かけた。山肌の斜面にはイノシシの掘った穴が数多く目に付いた。所々で真っ黒な乾いた糞も見かけたが、どれも比較的小さかった。小型のイノシシが行動しているようだ。
 ワラビも僅かばかり顔を出してはいたが、まだ少し早いようで、あと1週間も経てば収穫量は多くなるだろう。
2016年3月15日(火)
 武力闘争 (サル軍団  VS バサマ軍団 )
 今や野生動物の被害に頭を悩ませる自治体は多い。神奈川県伊勢原市では、農地に出没するニホンザルを追い払うために、平均年齢70歳のオバサマ軍団によるエアガン攻撃で対抗しているのだという。自治体からは本格的なスリングショットの貸し出しも行なわれており、サル軍団にとってはなかなかの手強い敵になりそうだww。
2016年2月26日(金)
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 写真は東田上地区にある宇民家の田である。何年か前までは、ここでも稲作が行われていたが、田は崖に接していて次第に崩落が進みつつあり、現在は遊休地となっている。ここでは、時々イノシシの姿が目撃されることがある。
 先日、ふと目を向けると動物らしきモノが動いているのが見えた。急いでズームレンズをテレ側に伸ばして撮ってみたが、なにしろ距離が離れているためよく見えない。動物は直ぐに草むらに入り込んでしまった。
 しばらくして手前の方から再び現れた姿をみると、なんと宇民家のオスのトラ猫だった。
2016年2月21日(日)
 イノシシ対策 (ワイヤーメッシュ柵施工)
 本日午前、東田上の本屋敷周辺でイノシシ侵入防止用のワイヤーメッシュ柵の施工作業を行った。西田上では2012年、東田上地区では2013年、それぞれ広範囲に施工していて、今回は未施工区間に追加延長する形で進められた。
 施工予定長は400メートル弱で、山から集落内への侵入を阻止するため、隙間を作らないように注意深く施工した。作業は地区内から5人が参加し、事前に自治会長によって施工されていた区間を除いた残りの区間を行なった。
 作業は午前9時頃から開始し、昼頃に完了した。
2016年2月10日(水)
 黒北散策 (東田上地区)
 本日午後、久しぶりに横井出の山道を経由して黒北方面へ出かけた。黒北へ来るのは1カ月ぶりだが、先日の強風の影響なのか、倒れた枯木や折れて落下した小枝が目立った。山道脇にはイノシシが掘り返した大きな擂り鉢状の穴が出来ていて、古い桑畑跡に設置された檻の中では、40キロ前後と思われるイノシシが息絶えていた。イノシシは既に硬直し、鼻先を2〜3匹のハエが飛び回っていたが冬場のためか、腐敗はしていなかった。
2016年1月21日(木)
 イノシシ捕獲 (東田上)
  久々の大物である。吉村さんが製作したこの箱罠では、半月前にも中型を捕獲している。
 捕獲作業は、箱罠のメッシュに角材を差し込んでイノシシを隅のほうへ追い込み行動範囲を狭めておいて槍で止め刺しを試みたが、イノシシの体勢が悪く予想外に手間取った。最終的にイノシシの口にワイヤーを架けてから槍で処理した。
 箱罠の隅には、踏み潰され腹に穴の開いた子供のイノシシの死体が転がっていた。
2016年1月18日(月)
 イノシシ捕獲 (東田上)
 宇民家の裏である。この辺りは孟宗竹が勢力を拡大し次第に雑木林が竹藪に移り変わっている。山道沿いに施工されたワイヤーメッシュ柵の直ぐ上の斜面で中型のメスが掛った。

 今月、満85歳の誕生日を迎えたばかりの宇民さんがイノシシの口にワイヤーを架け、手製の槍で止めを刺した。捕獲前は比較的小型に見えたが、回収後の計量では予想を上回る38Kgに達した。
2016年1月7日(木)
 イノシシ捕獲 (東田上)
 吉村家の裏の竹藪に設置された箱罠に中型のイノシシが入った。この箱罠は吉村さんが自作したモノで、一週間前に餌を入れていた。
 昨日、確認した時にはガチガチと歯を摺り合わせ、近づく者を威嚇し、元気そうに見えたが、1日経った今日の昼過ぎ、仕留め作業のために檻の側へ行ってみると横たわり息絶えていた。硬直も無く、僅かに温もりが残っていたので、死んでからまだ時間が経っていなかった。

 若い頃にククリ罠のワイヤーによって切断されてしまったのだろうか、このイノシシの上顎はちょうど鼻の部分が欠損していた。
 吉村さんが重機を用いて穴を掘り埋めて処分した。
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