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   田上情報局2019

 

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2019年12月1日(日)
 イノシシ捕獲 (西田上)
 西田上の真楽寺裏の塩ガ峰の中腹に設置された新田さんの箱罠である。この箱罠は長い間、少し上にある茂みの中に設置されていたのだが、捕獲後の搬出作業を楽にするため、現在の場所に移し替えている。

 檻に入ったのは、50Kg位のメスのイノシシで少し痩せているが、元気が良く、人間を見て興奮し檻の扉に体当たりを繰り返し、あっという間に上顎が大きく傷ついてしまった。最初に檻を見た時、側に生後半年位と思われる子供のイノシシが一頭付いていたが、直ぐに逃げてしまった。

 檻から30メートル位離れてしばらく待っていると、再び現れ、捕らえられた母親の側にやって来たが、カメラのシャッター音に気づいて茂みの中に戻っていった。
 少し、遅れて現場へ到着した新田さんが、檻のメッシュ越しに銃で処理し、キャリアを用いて搬出し久しぶりに自宅で解体した。
2019年10月17日(木)
 イノシシ捕獲 (西田上 西條牧場)
 西田上の西條牧場に設置している箱罠である。15Kg程度の小型のイノシシで檻の中を元気よく走り回っていた。 新田さんが有害駆除として止め刺し用の槍で処理した。
2019年6月10日(月)
 ブー太郎 健在
 写真は美馬市脇町にある自動車修理工場の直ぐ側で飼われているイノシシである。
オスのイノシシで「ブー太郎」と名付けられ、60坪の敷地に冷暖房完備の一戸建てのマイホームが与えられ、庭には水浴び場も設けられている。

 2015年、ウリ坊の時に今の飼い主に拾われ、大切に育てられてきた。翌年(2016年4月28日)には、四国放送の情報番組「フォーカス徳島」でも紹介されたが、その時点で体重は既に50Kgに達していて、その後3年が経過し、今では90Kgを優に超えているように見える。

 相変わらず、人懐っこく、人がフェンスの側に行くと近づいて来て大きな鼻を擦り寄せてくる。飼育下では野生イノシシのように自分で餌を掘り出したりする必要が無いためか、摩耗せずに成長した牙が口元から大きく突き出ている。
2019年5月12日(日)
 ワイヤーメッシュ柵 突破される (東田上)
 東田上の集落に2013年に施工されたイノシシ除けのワイヤーメッシュ柵は、これまでにかなり効果があった。

 しかし施工後6年が経過し、錆が進行し、針金で縛って固定していた複数箇所で合わせ目が開いている。
 その隙間からイノシシが侵入し、直ぐ近くではタケノコを食べた痕跡が見られた。

 山側の斜面に施工されたメッシュ柵は長年に亘って溜まった落ち葉や土砂による圧が加わり、そこからイノシシが侵入した可能性が考えられる。 いずれにしても近い内に補修する必要があるが、既に柵の内側にイノシシが入って留まっている場合は出口を塞ぐことにもなるため厄介だ。
2019年4月11日(木)
 イノシシ出没 (西條牧場)
 池の奥方面へ向かうために西條牧場の側を走行していると、牧場の柵の中を小型のイノシシが歩いているのを発見、直ぐに車を降りて数カット撮影した。イノシシは柵内を横切って、時々立ち止まってこちらを見ながら山の斜面を登って茂みの中に姿を消した。
 昨年生まれたと思われる推定10s程度の小型だが、ずいぶんと痩せているように見えた。
  (本日午後1時30分頃撮影)
2019年4月6日(土)
 イノシシ出没 (東大谷地区)
 大谷地区のSさんから畑に出没するイノシシの駆除を依頼され、現地へ向かう新田さんに同行した。イノシシは小型で、黄色の花を咲かせた種子採取用のカブラ畑に、ほぼ毎日姿を現わして人の姿を見ても逃げないらしい。
 到着後、直ぐに新田さんが銃で畑にいたイノシシを狙ったが遠すぎて射止められず、しばらく時間をおいて再び畑で狙ったが結局、この日に仕留めることは出来なかった。翌日も再び現れたという知らせを受け出かけたが現地到着後には姿を消していて、その2日後、三度目の出動で無事仕留めることが出来たそうだ。
 写真は、1日目に撮影したモノだが、このイノシシ、写真で見る限り口には うっすらと稲刈り用のバインダーの結束ヒモのようなものが見える。更には、尾の部分に不自然な奇形?のようなモノが見られる。
肛門から大型の回虫のような寄生虫がぶら下がっているようにも見えるのだが、いずれにしても捕獲してみないと判らない。今回、新田さんによって駆除されたイノシシには口や尾の部分に変化が無かったというから、別の個体であった可能性もある。
 
 ↑(写真をクリック)
2019年3月24日(日)
 イノシシ捕獲 (田上地区 黒北)
 黒北山の山裾に設置された箱罠である。捕らえられたイノシシは15Kg程度の小型である。
箱罠に入ってからまだ時間が経っていないのか、元気が良くて近づくと檻の扉に体当たりをしてくる。
 新田さんが用意した運搬用小型檻に イノシシを移した後、ジムニーに連結したキャリアカーを用いて山から搬出した。

 田上地区の山は、昨年実施された地籍調査用の杭や目印のピンクのリボンが目に付く。
 久しぶりの山歩き (東田上)
 黒北でのイノシシ捕獲作業の撮影を終えた後、久しぶりに横井出の山道を歩いてみた。途中、陽当たりの良い山の斜面を登ってみるとワラビとイタドリが芽を出していた。まだ少し早いため数は少なめだが、これからは日々急速に生えてくるだろう。
 横井出の山道では、イノシシの痕跡は全く見られなかった。
2019年1月29日(火)
 イノシシ捕獲 (田上地区 池の奥)
 西條牧場の直ぐ上に設置している箱罠である。このイノシシ、箱罠に入っているのを確認したのは昨日だが、新田さんが餌を入れたのは前日なので、効率の良い捕獲となった。
 新田さんが銃による止め刺しの後、自宅へ持ち帰り解体した。
2019年1月27日(日)
 イノシシ捕獲 (田上地区 池の奥)
 池の奥の古い水田跡地である。この箱罠では昨年にも続けざまに大きめのイノシシを2頭捕獲しているが、このイノシシも70Kgはありそうな大物だ。檻のメッシュに体当たりを繰り返したためか、上顎がひどく傷ついている。
 新田さんの知人の猟師が箱罠に接続した運搬用の小型檻にイノシシを追い込んで生け捕り状態のまま山から搬出した。
2019年1月14日(月)
 イノシシ捕獲 (西田上地区 西條牧場)

西田上の西條牧場に設置している新田さんの箱罠に大きめのイノシシが入った。この箱罠は古く、度重なるイノシシの体当たりにより扉が変形し外側に膨らんでいる。新田さんが銃による止め刺しで処理した。箱罠の設置場所は道路からよく見え、搬出も容易で、新田さんのジムニーに取り付けたキャリアーに乗せて回収し、久しぶりに解体した。

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