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   田上情報局2017

 

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2017年12月28日(木)
 イノシシ捕獲 (東田上 黒北)
 東田上の黒北山の山裾に設置した新田さんの箱罠に大きめのイノシシが入った。餌を入れてから直ぐに、イノシシの反応を示す痕跡が見られ短期間での捕獲となった。新田さんが銃による止め刺しを行い、牽引用の小型のキャリアーを用いて山から搬出した後、解体処理し来春の地区花見会の食材用としてストックした。
2017年12月19日(火)
 疥癬(かいせん)
 午後、霧雨の降る中、東田上東部の市道185号を車で走行していたところ、前方の道路上にタヌキの姿があった。タヌキはやや小型で、道路上に溜まった雨水を呑んでいた。しばらく見ているとすぐ先にある駐車場へ入っていった。
 車窓から中望遠レンズで数枚撮影した後、少し近づこうと車を降りると、警戒したらしく近くの民家の敷地内に姿を消した。

 帰宅後に撮影画像を確認したところ、疥癬と思われる皮膚病に罹っていた。動きも野生動物の持つ敏捷な動きが見られなかったのでかなり重症のようだ。疥癬は、イヌ、ネコはもちろん、イノシシやタヌキ等の野生動物でも罹る。田上地区では以前、疥癬に罹ったハクビシンが現れたことがある。
2017年12月17日(日)
 イノシシの牙
 2カ月前に新田さんが捕獲した大物イノシシの牙を回収するため、ハチマキおじさんを誘って出かけた。かなりの大物イノシシであったが発見時に死んでいたうえ、斜面で足場が悪かったため、そのままにして経過を見ていたのだが、2カ月経った今ではほとんど原型を留めない状態になっていて僅かに骨の一部のみが残っていた。頭骨は現場では発見できず、斜面のずっと下の方を探したところ上下の顎骨が分離した状態で見つかった。
 
(※写真右端は11月9日に現地で撮影したもので、僅か3週間経過した状態でもかなり腐敗が進んでいる)
2017年12月6日(水)
 イノシシ捕獲 (西田上 池の奥)
 西田上の西條牧場の直ぐ上(池の奥)に設置してある新田さんの箱罠に中型のイノシシが入った。この場所での捕獲は10カ月ぶりだ。イノシシは20Kg位で、先月に西條牧場で捕獲した2頭とサイズが似ているので兄弟の可能性もある。
 イノシシは新田さんの知人の猟師が運搬用の小型の檻に移し替えて生け捕りのまま搬出した。
2017年12月3日(日)
 イノシシ捕獲 (東田上)
 東田上の市道185号沿いの山の斜面に設置されたククリ罠に中型のオスのイノシシが掛った。捕獲作業は吉村さんを中心に進められ、リング状のワイヤーでイノシシの口を縛り動きを封じた後、槍を用いて止め刺しで処理した。
2017年11月18日(土)
 イノシシ2頭捕獲 (西田上地区 西條牧場)
 西田上地区の西條牧場内に設置しておいた新田さんの箱罠に2頭の中型のイノシシが入った。このイノシシたちは、牧場付近に居着いていたらしく何度も目撃されていたようだ。

 今日は朝から雨が降っていたため、捕獲作業は雨が霧雨状態になった午前10時過ぎから開始。  新田さんが用意した運搬用の小型の檻を箱罠に接続し、イノシシを追い込み生け捕りにした。
 直ぐ側では、捕り物作業を牛たちが興味深そうに眺めていた。
2017年10月18日(水)
 大物イノシシ (東田上)
 東田上の集落から黒北方面へと通じる山道脇の山の斜面に仕掛けられていた新田さんのククリ罠に大物イノシシが掛った。最近では珍しく100キロ級のオスだが、残念ながら発見時には既に息絶えていた。それでも死後あまり時間が経っていないようで、完全な状態を保っていた。皮膚には、大きめのマダニが食いついていた。

 イノシシは左前足に掛ったワイヤーで斜面に吊られるような形になっていて、このような状態に陥ると極めて短時間で死んでしまう傾向がある。
2017年9月26日(火)
 イノシシ捕獲 (東田上 黒北)
 東田上、黒北に設置された箱罠である。ここでは3カ月前にも捕獲している。今回入ったのは小型のメスで、負傷した右目付近には蠅に産み付けられた卵塊が付着している。
 レーザーサイトで照準を定め発射されたスラッグ弾は、檻のメッシュの隙間からイノシシの頭部へ命中した。
2017年9月10日(日)
 イノシシ3頭捕獲 (田上地区 黒北)
 黒北に設置している新田さんの箱罠に生後1〜2カ月程度の2匹のウリ坊を連れたメスのイノシシが掛った。このサイズのウリ坊は、単独だと10センチ角の箱罠のメッシュをくぐり抜ける可能性もあるが、母親と一緒ということで逃げずにとどまっていたようだ。
 新田さんが銃と槍で処理した後、トリガーを再セットし檻の中に多めの米ヌカを撒いて次回の捕獲に備えた。
 今年の山は草木が異常に伸びていて、山道の左右から覆い被さり、所々で路面が見えないほどになっている。 
2017年7月25日(火)
 狩猟免許更新
 本日午後1時から、美馬市脇町の西部総合県民局において狩猟免許更新が行われた。西部県民局管内での更新講習会は地区毎に3箇所の会場で行われ、予備日を含め4日に分けて行われる。
 ところで前回(2014年7月31日)には約40人程であったが、今回は27人と少なめであった。会場では、ほとんどが中高齢者であって若い人の姿は見られない。予備日など別の日を選んだ人もいるとは思うが、更新をせずに狩猟を辞める決断をした人もいるのだろう。
2017年6月9日(金)
 イノシシ捕獲 (東田上 黒北)
 東田上地区、黒北にある古い桑畑の跡地に設置した新田さんの箱罠に大きめのオスのイノシシが入った。

 捕獲作業は早朝7時過ぎから開始、新田さんが10p角の箱罠のメッシュ越に銃による止め刺しを行った。
 新田さんが使用する20番のスラッグ弾を装填した銃にはレーザーサイトが取り付けられ、射程6メートルで弾道とレーザーポイントが一致するように調整されている。
2017年5月2日(火)
 イノシシ捕獲 (東田上 黒北)
 東田上地区の黒北山の麓に仕掛けておいた新田さんのククリ罠に大きめのイノシシが掛った。 
 ククリ罠に掛ったイノシシは興奮し、人が近づくと突進を繰り返し、罠のワイヤーが損傷する恐れがあるため、新田さんが早めに銃による止め刺しで仕留めた。

 残念ながら、今回は捕獲現場には同行出来なかったが、回収を終え解体準備中のイノシシを見ることが出来た。 このイノシシ、嘗てククリ罠に掛ったことがあるのか、左前足の先端部が欠損していた。
2017年4月28日(金)
 イノシシ捕獲 (西田上)
 西田上の塩ガ峰の中腹に設置してある箱罠である。捕獲されたのは中型のイノシシで、新田さんが銃による止め刺しで処理した。
 西田上地区も、数年前から集落を取り囲むようにワイヤーメッシュ柵を張ってイノシシの侵入を防いでいる。
 短期的に見れば、柵で囲まれた範囲内では、人家の直ぐ側まで出てくるイノシシが減り、それに伴って農作物の被害も減るが、駆除を怠ると柵の外側では着実に数が増えてくゆく。そのため並行して駆除を行うことが重要だ。
2017年4月15日(土)
 イノシシ3頭捕獲 (東田上地区 黒北)
 新田さんの箱罠に3頭の中型のイノシシが入った。
場所は東田上の黒北山の麓、嘗て大量の廃家電が野積みされて問題となった直ぐ側である。

 新田さんが銃による止め刺しを行ったが、携行した実包が2発のみであったため、最後の一頭は狩猟刀を用いて処理し、赤いジムニーのルーフキャリアに乗せて回収した。
2017年2月19日(日)
 イノシシ3頭捕獲 (西田上地区 池の奥)
 西田上の西條牧場の直ぐ上(池の奥)である。箱罠に入ったのは3頭の中型イノシシだが、前日に確認した時には箱罠の近くに兄弟と思われるもう1頭のイノシシが居て、ガサガサと枯れ草の中に逃げ込んだ。
 捕獲されたイノシシの内、1頭の顔には稲刈り用バインダーの結束ヒモらしきモノが食い込んでいた。
2017年2月16日(木)
 野生イノシシ (東田上)
 東田上地区は昨年2月に集落の背に当たる北側の山際に沿ってイノシシ除けのワイヤーメッシュ柵を施工した。その効果もあって昨年はタケノコの被害も無かった。
 ところが、2〜3日前から人家の近くに1頭の小型イノシシが現れ畑や竹藪の中を歩き回っている。ワイヤーメッシュ柵を点検してみたが、このサイズのイノシシが侵入出来るような隙間は確認できなかった。

 (写真は、宇民家の裏で遭遇した小型のイノシシ)
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