【SINCE 20051115】


イノシシ駆除レポート (徳島県美馬市脇町田上地区) 有害鳥獣としての猪の捕獲駆除の記録

●近年、全国的に野生イノシシによる農作物への被害が急増している。鳥獣による被害の傾向としては東日本ではシカによる食害が多く、イノシシの場合は西日本、特に中国、四国地方での被害が多い。 本県(徳島県)でのイノシシによる農作物の被害額は2004年には 1億円超に上っている。県内での捕獲数も年間 5000頭(2004年度)を超えるほどに増えてきている。これは10年前の3倍以上だという。このため県では今後2年間での駆除目標数を 1万 4000頭に設定し、またそれにともなってイノシシの狩猟期間を通常の猟期より 1ヶ月延長することとした。同時に狩猟期間外の有害鳥獣捕獲許可の日数も本年度は従来より延長されることとなった。
●ここ田上地区(徳島県美馬市脇町田上)でも数年前からイノシシの数が増えつつあり、それに伴って稲を食い荒らすなどの農作物被害が目立つようになってきた。こうした状況に危機感を持ち、田上地区で数年前からイノシシの捕獲駆除に取り組んでいる人がいる。宇民正儀さん(84歳)である。これは宇民さんのイノシシ捕獲現場に同行し記録したフォトレポートである。各地で同じようなイノシシの被害を受けている方々にとって多少でも参考資料になれば幸いです。

          ※長い間 イノシシ駆除レポート に登場して頂いた宇民さんは2018年12月29日に亡くなりました。

(2006年)(2007年)

イノシシ捕獲用ククリ罠の設置作業

TV朝日 銭形金太郎 脇町ロケ⇒⇒

(大人の奥さん)の写真を大公開 !!

 【美馬市脇町地区の有害駆除実績】

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【イノシシ情報2019→→】
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イノシシ情報2010⇒⇒

イノシシの捕獲にあたって一番重要なことはイノシシの居場所や通り道を(フィールドサイン)から読み取ることである。
(詳細はこちらから⇒⇒)

【イノシシの習性を知る】

イノシシによる被害例A (田上地区)

イノシシ捕獲用箱罠の製作

20031122〜20221029

【捕獲用罠の設置方法】

イノシシの捕獲方法には様々な方法があるがここでは宇民さんが実践している箱罠(檻)と脚罠(くくり罠)の設置方法の解説。
(詳細はこちらから⇒⇒)

捕獲記録写真

捕獲写真ページ (20040825 1006 1120) (20070527)
にはビデオクリップデータへのリンクがあります。

イノシシによる被害例B (田上地区)

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(2008年)(2009年)

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里山 フォトレポート シリーズ No,2

【 田上 地区について】

田上(タネイ)地区は、徳島県北部の美馬市脇町にあって背後に讃岐山脈、前方に吉野川を見下ろす河岸段丘の上に位置する。
(詳細はこちらから⇒⇒)