★イノシシを中心に、その他、身近な生き物の情報を興味本位で発信!★
 
野生イノシシ生態観察レポート  イノシシ駆除レポート     INDEXページ→  

   田上情報局2022

 

2007

2008

2009

2010 2011 2012 2013 2014

2015

2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030
2022年10月29日(土)
 イノシシ捕獲 (西田上)
 西田上、真楽寺の裏にある塩ガ峰の中腹に設置された新田さんの箱罠である。
新田さんの車に同乗して現地へ向かう途中、前方の山道に大きめのネコくらいのサイズの2頭のウリ坊が見えたが、直ぐに茂みの中に姿を消した。

 箱罠に入っていたのは、大きめのメスだったので、途中で現れたウリ坊たちの母親の可能性がある。
 新田さんが箱罠のサイドからメッシュ越しに銃による止め刺しで仕留め、キャリアーを用いて山から搬出し、久しぶりに解体した。
2022年9月23日(金)
 イノシシ痕跡 (東田上地区)
 人家から数十メートル離れた農地である。最近、イノシシの掘り返した跡が目立つようになってきた。写真のヌタ場は随分前から使われていて、刈り取った草を詰めて隠しても、いつの間にかイノシシに上から押し込まれて、再び特製のバスタブが形作られてしまう。
 直ぐ上にある水田にも侵入し、稲穂を食べた形跡がみられ、急遽、周囲をネットで囲った。
2022年7月5日(火)
 酷暑
 タヌキみたいな動物が死んでいるという知らせが入った。現場は東田上の主要道で、タヌキにしては小さく、遠目にはハクビシンのようにも見えたが、直ぐ側まで近づいてみると、やはりタヌキだった。小型で体毛が薄いせいか随分と痩せているように見える。

 道路上の死体はイヌやネコを含め、ほとんどは交通事故によるものだが、今回の現場はスピードの出せる場所ではなく、目立った外傷も見られないので、猛暑による衰弱が原因のような気がするが本当のところはよく分からない。

2022年4月9日(土)
 ウソじゃない!
 昼食を終えて、のんびりとソファーに寝っ転がって新聞を読んでいたら、窓の外でカサカサ、パチパチという音が聞こえてきた。

 最初は無視していたのだが、次第に耳障りになってきたので窓越しに外を覗いてみると、直ぐ側に積もった枯れ葉をクチバシで払いのけている鳥が見えた。落ちた木の実を拾って噛み砕いているようだ。

 距離が2メートル位と、かなり近いので、とりあえずカメラを取りだし狙ってみた。ガラス窓は開いているが、網戸越しで更にブラインドも下がっているので条件は悪いが仕方がない。シャッター音に警戒して、キョロキョロと辺りを見回している。

 この鳥は、アトリの仲間の「イカル」だ。大きさはスズメより大きくヒヨドリより小さい。黒頭巾を被ったような頭が特徴で、同じアトリの仲間の「ウソ」という鳥もオス、メス共に黒頭巾を被っているが、写真の個体はイカルで間違いない。ウソじゃない!
2022年4月1日(金)
 山道で遭遇 (田上地区 黒北)
 先日、黒北谷に沿った山道を下っていると、前方に茶色のずんぐりとした動物の姿が見えた。かなり距離があり、まだこちらの存在に気づいていないようなので、手にしていた中望遠レンズでシャッターを切りながら注意深く少しずつ距離を詰めていった。
 およそ30メートル位まで近づいたとき、やっとこちらの存在に気づいたようだが、まだ安全圏と判断しているようで逃げようとせず、警戒しながら時々こちらを見ている。

 こちらも動きを止め、しばらく立ち止まったまま見ていたが、更に距離を詰めてゆくと、さすがに危険を感じたのか 急に向きを変え山道を逸れて茂みの中へと姿を消した。
 さて画像を更に拡大してみたところ、この動物の正体が判明した。
→→→クリック
2022年3月30日(水)
 山の変化
 午後、今年になって初めてのワラビ採りに出かけた。毎年行っている横井出の山の斜面には至るところにイノシシが掘った穴が開いていて個体数が増えつつあるのを実感させられる。
 昨年も同じ時期にワラビ採りに来たが、今年は昨年よりワラビが少ない。イタドリも少なくて昨年同時期の2割程度しか採れなかった。水分が不足して山肌が乾燥し新緑の鮮やかさが弱いようにも感じた。
 この冬は降水量が少なく吉野川水系でもダムの貯水量が大幅に低下するなど雨不足が言われていたので、ワラビやイタドリの生育が悪いのも水不足によるものだろう。
2022年3月13日(日)
 イノシシ捕獲 (西田上地区)
 西田上、真楽寺の裏にある塩ガ峰の中腹に設置された新田さんの箱罠にイノシシが入り、新田さんの車に同乗し、現地へ向かった。この辺りはイノシシ除けのワイヤーメッシュが広範囲に張り巡らされていて、箱罠までに2箇所の扉が造られている。
 箱罠は山道の突き当たりに置かれていて、一見するとかなり大きめのイノシシのように見えたが、近づいて見ると体格の割に痩せている。この時期のオスは、冬場にメスを追いかけて動き回ったせいで痩せていることが多い。
 新田さんが、手製の槍を用いての止め刺し後、ジムニーに連結したキャリアーに乗せて搬出し、フォークリフトの先端に吊して解体作業に取り掛かった。
 
2022年2月3日(木)
 イノシシ捕獲 (西田上地区 池の奥)
 田上地区、池の奥に設置してある新田さんの箱罠に中型のイノシシが入った。最近では、この箱罠での捕獲が多く、先月にも捕獲している。

 今回、箱罠に入ったのは40s弱と思われる雌のイノシシで少し痩せている。捕獲作業のため、新田さんと共に現地へ着いたとき、イノシシは箱罠の中でまるで死んだように横たわっていたが、人の気配を感じて急に起きあがり、檻の扉に体当たりを繰り返した。
 新田さんが、槍を用いて処理し、用意したキャリアーに乗せて山から搬出した。
2022年1月12日(水)
 ワイヤーメッシュ施工ルート確認
 このところ、田上地区でも、イノシシが人家付近に出没し、散発的に被害が出ている。美馬市では以前から行政主導でワイヤーメッシュ柵を施工している。
 本日午前、新規のワイヤーメッシュ柵の施工ルートから資材の必要量を割り出すために、巻き尺を使って施工予定ルートの測定作業を行った。尚、実際の施工作業はかなり先になりそうだ。
2022年1月7日(金)
 イノシシ捕獲
 西條牧場の直ぐ先にある池の奥に設置された新田さんの箱罠にやや大きめのイノシシが入った。ここでは昨年の10月30日にも推定70sを1頭捕獲している。今回は それには及ばないもののそれでも50s位はありそうだ。
昨年 2021年の情報はこちらをクリック⇒⇒⇒

Copyright  (C) 2022  Satoru Fujimoto  All Rights Reserved.