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   田上情報局2018

 

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2018年11月29日(木)
 イノシシ捕獲 (田上地区 黒北)
 東田上の黒北に設置している新田さんの箱罠である。このところ田上地区では連日、地籍調査で関係者が山へ入っていて、檻を発見し、新田さんに連絡が入った。

 捕獲作業は、昼過ぎに開始した。最近ではかなりの大物で70s位はありそうだ。イノシシが入った箱罠に運搬用の小型の檻を連結してイノシシを追い込むのだが、箱罠の設置場所の不安定さに加え、大型イノシシの荒い動きで箱罠が大きく揺れる。
 イノシシは直ぐに小型の檻に突入し、移し替え作業は直ぐに終了した。軽トラックに乗せる作業は、電動ウインチを用いたが、それでもイノシシが重くて予想以上に手間取った。 
2018年11月27日(火)
 イノシシ捕獲 (西田上地区 池の奥)
 西田上の西條牧場の直ぐ上(池の奥)に設置してある新田さんの箱罠である。昨日確認した時点では、もう少し大型のように見えたらしいが、現場で見る限り30s程の中型イノシシであった。

 この箱罠は強度に問題があるため、大物の場合には近づいての撮影は難しいが、このクラスのイノシシだと直ぐ側まで寄っての撮影が可能だ。
 新田さんが、充分な距離からメッシュ越しにレーザーサイトで狙いを定め、銃による止め刺しで処理した。
2018年10月18日(木)
 イノシシ4頭捕獲 (西條牧場)
 西田上地区の西條牧場に設置しておいた新田さんの箱罠に4頭のイノシシが入った。新田さんが有害駆除として槍を用いて処理した。
 イノシシは7〜10s程度の小型で、わずかにウリ坊特有の縞模様が残っていた。縞模様は生後3カ月頃から消え始めるのでこの夏の猛暑の真っ只中に生まれた個体群ということになる。
2018年8月10日(金)
 イノシシの痕跡
 東田上地区では、2013年秋に集落に面した山側にワイヤーメッシュ柵を施工し、2016年冬にも更に延長する形で広範囲に張った後は、イノシシの被害は目に見えて減少していた。
 ところが、先日、民家の建物の直ぐ側でイノシシの足跡と共に木の根本を掘り返した痕跡が見つかった。山側はワイヤーメッシュで囲まれ、侵入しにくいため、逆方向からやって来たのだろうと思うが、施工してから何年か経過したワイヤーメッシュの合わせ目などに出来た隙間から侵入した可能性も考えられる。
 (写真の足跡は直ぐ側にある里芋畑に残っていたモノ)
 山と違って人家付近に現れるイノシシは行動ルートが一定していないため、ククリ罠などの設置が難しい。 
2018年4月17日(火)
 イノシシ捕獲 (田上地区 池の奥) 有害駆除
 西田上の西條牧場の直ぐ上(池の奥)に設置してある新田さんの箱罠である。ここでは2015年10月に推定80Kg級の大物が掛ったが、今回のイノシシも最近では大きい方だ。
 この箱罠は強度に不安があるため、イノシシを興奮させないように新田さんが早めに銃による止め刺しで処理した。
 イノシシの腹部には、血を吸って巨大化したマダニが食いついていた。
 新田さんが有害捕獲としての記録を撮った後、用意した運搬用のキャリアーを用いて搬出した。
2018年4月14日(土)
 イノシシ捕獲 (田上地区 栗北) 有害駆除
 東田上地区(黒北)に設置された新田さんの箱罠に小型のイノシシが入った。この箱罠は設置後、次第に傾きが生じ、見るからに不安定な状態になっている。
 撮影のためメッシュ越しにカメラを近づけるとイノシシが勢いよくメッシュに突進して、負傷した傷口から血しぶきが飛んできた。

 このイノシシには首に細いヒモが食い込んでいた。新田さんが銃による止め刺しで処理した際、被弾した頭部から内容物が大量に飛び散ったのは、首をしばったヒモによって被弾時の内圧が拡散されず頭部に集中しやすい状態であったことが一因とも考えられる。
2018年4月6日(金)
 イノシシ捕獲 (田上地区) 有害駆除
 場所は、東田上の集落からそれほど離れていない黒北谷である。新田さんが仕掛けておいたククリ罠に中型のイノシシが掛った。
 箱罠での捕獲が多くなっている中、久しぶりのククリ罠での捕獲だ。
 新田さんが、銃による止め刺しで仕留めたが、箱罠と違ってメッシュが邪魔にならないため、狙いやすい。
 20番の銃身から発射されたスラッグ弾は、レーザーサイトから発するポイントに吸い込まれるように、イノシシの眉間に命中した。
2018年2月1日(木)
 イノシシ捕獲 (田上地区 池の奥)
 今日も気温が低く雪の朝となった。3週間前に大きめのイノシシを捕獲した、池の奥にある新田さんの箱罠に再び大きめのイノシシが入った。
 新田さんの赤いジムニーに同乗し、うっすらと雪の積もった谷間を越えて箱罠へ到着すると、檻の中でイノシシがうずくまっていたため、一瞬、姿が見えず逃走してしまったのかと思った。
 捕獲作業は前回同様に準備した小型の檻を箱罠に接続し、その中に追い込んで生け捕りにして山から搬出した。

 雪の舞い散る中で捕獲されたイノシシの顔を見ていると、ふと「風雪流れ旅♪」を熱唱するサブちゃんの顔が脳裏に浮かんだ。理由はよく分からないけどwww
2018年1月11日(木)
 突然の大雪 (田上地区 黒北)
 黒北に設置された新田さんの箱罠である。扉は落下していたが、イノシシは入っていなかった。(11日の午前中に撮影)

 雪はこの後も降り続いたので、檻のメッシュの屋根に積もった雪は更に高くなったことだろう。
2018年1月9日(火)
 イノシシ捕獲 (田上地区 池の奥)
 池の奥の吉田家の古い水田跡に設置している新田さんの箱罠に大きめのイノシシが入った。檻の背後には山が迫っていて人家が無いためか、ここでの捕獲は比較的大きめのイノシシが多く、2015年の春には64Kgのイノシシが入っている。
 新田さんの知人の猟師が用意した運搬用の小型檻を箱罠に接続しイノシシを追い込み生け捕りにしたまま、軽トラックに積み込み搬出した。こうすることで、現場で処理するよりも肉質が安定するというメリットがある。
2018年1月7日(日)
 イノシシ捕獲 (田上地区)
 黒北谷沿いの古い水田跡で新田さんの箱罠に小型のイノシシが入った。新田さんの箱罠では珍しく片開きの構造である。少し前に檻の中と入り口付近に餌として撒いておいた小さなサツマイモに釣られてやって来たようだ。イノシシの入った檻の方に近づくと直ぐ側から、よく似たサイズの別のイノシシが茂みの中へ走り去った。おそらく2頭で行動していたのだろう。
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