イノシシ駆除レポート20080915A

　このイノシシ、左前足の蹄の一部が欠損していた。以前にククリ罠に掛かり、その罠から逃れた時に損傷したのかもしれない。

　宇民さんが、先日、西田上地区に仕掛けておいたククリ罠にイノシシの親子が掛かった。宇民さんにとって西田上地区での捕獲は今回が初めてである。罠を設置したのが９月５日であるから、ちょうど１０日で掛かったことになる。仕掛けた３箇所の罠全てに掛かっていたので一度に３頭の捕獲となった。
　写真は、母親のイノシシである。少し痩せてはいるが体格が良いので、脂肪の多くなる冬場には７０Ｋｇ位にはなると思われる。
　宇民さんがワイヤーで固定後に止め刺しで仕留めた。このような急斜面の場所では捕獲後の回収に苦労するのだが、今日は２人の助っ人がいたため作業は順調に進んだ。
　乳首のうち５個に授乳の痕跡が見られるので、今回、同時に捕獲された２頭の子供イノシシを含め５頭の子供がいた可能性がある。