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(横浜市小机)

チョウゲンボウ 営巣と繁殖の記録

捕食、交尾

●私が観察した範囲では、チョウゲンボウの捕食対象は大部分がネズミとスズメであった。巣のある橋梁の下には鶴見川の河川敷があり、また近くには畑もあって餌は比較的楽に獲れたのではないかと思う。ホバリング状態から急降下して鋭い爪で獲物を掴むという方法である。

●捕らえた獲物はそのまま自分で食べることもあるが、ヒナがいる場合には巣に運ぶ。運搬は強力な足で掴んで飛ぶのが普通だが、短距離だと口でくわえたまま飛び立つこともあった。(左下の連続写真参照)

●交尾は小机城址の樹上で行われることが多いが、橋梁付近でも見かけることがあった。交尾直前にはオスがメスに餌を渡す、求愛給餌もよく見られた。( 1987年6月8日)

捕らえた小鳥を橋梁の巣穴へ運ぶ
チョウゲンボウのオス

親鳥からの餌を待つ
巣立ちヒナ

餌をくわえて運ぶときもあった。

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20051218

獲物を発見すると急降下して捕らえる。

捕らえた獲物を鋭い嘴で裂く。