田上組神輿當家全記録(矢来の製作)

2006年10月4日  矢来の組み立て作業 

●祭りに欠かせない矢来の製作は祭り本番まであと4日に迫った10月4日に行われた。當家の吉村さんや前回8年前の當家を経験している宇民さんら4人が中心となって作業は進められた。予備を含めておよそ40本の青竹が切り出され、長さを切りそろえたあと、それぞれ交差するような形に整えながら縄で軒に固定していく。設置後の見栄えをよくするために傾斜角や間隔などに気を使いながらの作業はおよそ数時間で完了した。

ちなみに矢来とは竹垣の一種、矢来垣のこと。かつて処刑場などで使われたことから、別名(刑場垣)とも言われるらしい。


-田上組神輿當家全記録--祭りの準備-

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【 完成した矢来の前でポーズをとる吉村家の猫 】

矢来が倒れないように足元の固定は入念に行う。

●監督サンの見守る中、作業は手際よく進められた。