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http://www.geocities.jp/tatorutan/inokujyo/
inokujyo_index.html

 場所は、宇民家の裏から横井出用水路に沿った山道。後脚を捉えたククリ罠のワイヤーが近くの立木に引っかかって逆さに吊られたような状態になっていた。このような体勢になるとイノシシは急速に衰弱し発見が遅れると死んでしまうこともある。
 捕獲作業は、吉村さんがイノシシの前足にワイヤーを架けて動きを封じ、宇民さんが槍を用い止め刺しで処理した。
 田上地区でも今年はイノシシが減っていて宇民さんによる捕獲は半年ぶりだ。70歳を過ぎてからイノシシ猟を始めた宇民さんにとってこのイノシシが記念すべき100頭目となった。
 イノシシ猟も最近では箱罠が主流となっていて多頭捕獲も珍しくはなくなったが、宇民さんの場合、9割以上がククリ罠による捕獲であることを考えると100頭という数字には重みがある。

139 (100+39)