イノシシ駆除レポート20111218（美馬市脇町大谷地区)

　大谷地区である。ここでも高齢化が進んでいて所々に廃屋が点在している。背景の家は空き家になってすでに１０年以上経つと言う。近くには山の神や御堂があり今でも毎月２０日には大師講が開かれているそうだ。
　イノシシが掛かったのはこの家から２０数メートル離れた檜林の中に置かれた箱罠である。この箱罠は、新田さんが山の上の方に設置していたものを最近になってこの場所に移動させたそうで、再設置後の初捕獲となった。やや小型のイノシシだが元気に動き回っていて、檻に体当たりを繰り返したため上顎を負傷している。
　新田さんが銃による止めさしで処理した後、箱罠の扉を再セットし餌用のサツマイモを箱罠の内部や周辺に撒いて次回の捕獲に備えた。