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http://www.geocities.jp/tatorutan/inokujyo/
inokujyo_index.html

 宇民家の裏に設置された箱罠である。この箱罠での捕獲は実に2年2カ月ぶりになる。箱罠は宇民家から約30メートル程の場所にあり、さらに後方の山や薮にはククリ罠が仕掛けてあるため、イノシシがこの箱罠へやって来るまでに先にククリ罠のほうに掛かってしまうことが多いのだ。
 今回、宇民さんが使用した餌は米糠、サツマイモ、煮魚のアラなどだったそうだが、箱罠に入ったイノシシが全て食べてしまったようで檻の中にはほとんど残っていなかった。
 捕獲作業は、檻の10p角のメッシュに側面から角材を差し込みイノシシの動く範囲を狭めたうえで吉村さんがワイヤーで縛り宇民さんが止め刺しで処理した。このイノシシ、実測値では29・5Kgだが、餌を大量に食べていたため、解体してみると胃が異常に膨らんでいて内蔵を除いた部位の量は見かけよりもかなり少なかった。

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