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http://www.geocities.jp/tatorutan/inokujyo/
inokujyo_index.html

 宇民家の裏から黒北方面へと延びている横井出用水路沿いの山道である。イノシシを捉えたククリ罠は、宇民さんが何年も前から繰り返し同じ場所に設置していたもので、その間に何度かカラ打ちはあったものの、この場所で捕獲に至ったのは今回が初めてだ。
 宇民さんが掛かっているのを発見したのは、夕方近くになってからであった。罠に掛かってからあまり時間が経っていないらしく、人が近づくと興奮し罠のワイヤーを引っ張りながら向かってこようとする。槍を用いての止めさしを断念し、猟友会会長の和田さんに連絡し、銃による止めさしに切り替えた。
 このイノシシ、44Kgと中型ではあるが、蹄周りの骨格がしっかりしている。牙も小振りだが、形が整っている。仮に捕獲されずに何年か生き延びていれば かなりの大型に成っていたことだろう。

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