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http://www.geocities.jp/tatorutan/inokujyo/
inokujyo_index.html

 場所は安車尾地区の農地の一画で人家からも近い。吉村浩さんの仕掛けた押しバネ式のククリ罠に掛かったのは77Kgの比較的若いオスのイノシシで、最近、小型のイノシシの捕獲ばかりが目立っている中で、今回は久々の大物である。
 イノシシの周囲には細い竹が生えているだけで、罠のワイヤーが絡みつくような立木が無いためワイヤーの遊びが多い。そのうえ罠に掛かってからあまり時間が経過していないようで元気があり、近づくと猛烈な勢いで突進してくるため、銃による止めさしを選択した。
 狩猟圧のかかった地域では野生イノシシの平均寿命は2〜3年程度と言われている。このイノシシの体にも、首と前足にそれぞれ罠に掛かった過去の痕跡が見られた。
 
(※背景のイノシシは同一個体の写真で構成しています)

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