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http://www.geocities.jp/tatorutan/inokujyo/
inokujyo_index.html

 場所は東田上の横井出用水路沿いの山の斜面。現場へ向かう途中には、少し伸び過ぎては いるものの真竹のタケノコが生えていて、所々にイノシシが食べた跡も見られる。
 罠に掛かったのは中型のメスのイノシシで、昨年に生まれた若いイノシシのようだ。右前足を捕らえたククリ罠のワイヤーが周りの細い木々に複雑に絡み、身動きがとれない状態で弱って仰向けになっていた。そのためワイヤーで固定する必要がなく、宇民さんがそのまま止め刺しで仕留めることが出来た。
 仕留めたイノシシは斜面を滑らせて山道まで下ろし、用意した一輪車を使って回収した。このイノシシ、疥癬などの皮膚病では無いようだが何故か体毛が薄く明るい色に見えた。計量後に解体してみると、罠に捕らえられていた右前足は皮膚が鬱血していただけでなく、骨折し広範囲に内出血が生じていた。これがイノシシの体力を弱らせたのだろう。

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20090704