イノシシ駆除レポート20090310(佐尾)

　筒井さんが仕掛けた罠に大きめのオスのイノシシが掛かった。場所は田上地区の中心部から直線距離で1500メートル、黒北からは数百メートル程、東の位置にある佐尾地区。車一台が通れる位の細い山道から少し離れた比較的明るい林の中。
　美馬市のイノシシ猟は３月１５日で終了する。筒井さんは銃を持たずに罠の回収にやってきたところ掛かっていたそうだ。イノシシが大物であるため、早く仕留めないとワイヤーが切れる可能性があるということで、急いで猟友会会長の藤畠さんに連絡し、射殺してもらった。
　このイノシシ、体はかなり大きめだが、やはり交尾期を終えた時期のオスであるためか痩せていて脂肪が極端に少ない。牙は太いが先端が丸みをおびている。見た感じでは若い個体ではないようだ。筒井さんの今猟期に仕留めたイノシシはこれで１７頭になったという。