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http://www.geocities.jp/tatorutan/inokujyo/
inokujyo_index.html

 津山地区は、田上地区から地図上の直線距離でおよそ3キロ程、西にある山間の集落である。ここでも過疎化が進み、今では僅かな戸数になっている。
 このイノシシを捕らえた藤井健資さんは、宇民さんの同級生だそうで、数年前からこの地で罠猟を行っている。イノシシが掛かると、毎回、宇民さんが仕留め作業と解体の手伝いに来ているそうだ。
 イノシシは、道路添いの少し高くなった草むらに仕掛けられた罠に掛かった。背中のタテガミを立てて興奮したイノシシが道路側の斜面に移動し吊り下がるような体勢になったところを、宇民さんがワイヤーを用いてイノシシの口を縛って動きを封じ、最後に藤井さんが止め刺しで仕留めた。

 仕留めたイノシシを軽トラックに積み込み藤井さんの家まで運び洗浄後に解体した。作業は、事前の予想より順調に進み、捕獲開始から解体まで僅か2時間半で終了した。イノシシは藤井さんの予想よりかなり大きめだった。
 
 

20090307