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20061208 (LAST UP DATE 2006----)

( カンボク ) スイカズラ科の落葉樹。春〜夏にかけて白い花をつける。この場所では何度か目にしていたのだが、赤い実をつけるまでは関心がなく見過ごしてきた。この美しい赤い実は小鳥が食べないのか、落葉後も枝に長く残っている。試しに口にしてみたが、極端に渋みや苦味があるわけではないが甘みも無く、なぜか飲みこむ気になれない。しかし晩秋の谷間にちりばめられた赤色が作り出す風景には風情がある。

( オモト ) ユリ科の常緑多年生草本。本州中部から中国にも分布。万年青( オモト)とはこれを元に作り出された園芸種である。何百年もの歴史を持つ古典園芸植物として愛好家も多く、 80年以上の歴史を持つ ( 社団法人日本おもと協会) などというものまである。掲載写真は山中に自生しているものだが、自生種ではなかなか実をつけないように思う。今までに実を付けたものを私は2株しか確認していない。

実は12月頃になると赤く色づいてくる

色づく前の鮮やかな緑色をした実

薄暗い谷間に大きな葉を茂らせたオモトの自生種。