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20061208 (LAST UP DATE 2006----)

( ヤブムラサキ ) クマツヅラ科の落葉中低木で東北地方より西に分布。直径3〜4ミリの実は紫色に熟し、落葉した後も枝に残る。

( ツルコウジ ) ヤブコウジ科の常緑低木。見た目はヤブコウジに似ているが、実がヤブコウジより小さめで、葉が柔らかく細かい毛が生えているので触ってみると違いがよくわかる。

( イヌビワ ) クワ科。関東以西の本州〜沖縄に分布する落葉樹。直径2cmくらいの実は晩秋から初冬にかけて黒ずんだ赤褐色に熟する。味はまずい。

( ヤブツバキ ) ツバキ科。本州〜沖縄に分布する常緑樹。本来ツバキの実は赤みは少ないのだがこの実は特に赤みが強かったので掲載した。種子からは良質の油が採れる。

マンリョウの実は色だけでなく形も美しい。

( アリドオシ ) アカネ科の常緑低木樹で関東以西〜沖縄、中国、東南アジアまで分布している。6〜7ミリの赤い実をつける。庭園樹などにも利用される。写真は薄暗い谷で小さな群落をつくり自生しているものを発見し撮影。

( マンリョウ ) ヤブコウジ科の常緑低木。本州以西〜沖縄、東南アジア、インドにかけて分布。園芸植物として多くの品種が作り出されている。葉に特徴のある波状の鋸歯を持ち、樹高は普通は50〜60cm位であるが、まれに2mくらいになることもある。ツヤのある赤い実は色合い、形ともにヤブコウジに似ていて美しい。
  庭木として植えられているものが多いので、町中では普通に見られるが山野ではあまり見られない。掲載写真のものは、山中の谷に面した場所にひっそりと自生していた樹。私はこれを含めて三箇所で数本自生しているのを確認している。樹高が低いので赤い実をつけた時期でないとなかなか目にとまらない。