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サネカズラの実の周囲にある突起が落ちた後に残った芯の部分。初めて見た人は別の種類の実と思ってしまうかも知れない。

( ヤブコウジ ) 全国に広く分布する。背丈は10〜20cm。林の中で晩秋から冬に真っ赤な実を1〜2個つける。万両、千両、に対してなんだか格下のような感じの十両などと言われることもある。おもしろいことに万両は十両であるヤブコウジ科に属している。ちょうどライオンやトラがネコ科であるのと似ている。
個人的には万両や千両よりも、清楚な感じのこのヤブコウジのほうがイイと思うんだが...

( ヒヨドリジョウゴ ) ナス科、日本各地に分布しているツル性の宿根草。平地から山地にかけて普通に見られる。人家近くにも自生していて秋から冬にかけて真っ赤な実をつける。キンポウゲ科と並んでナス科の植物にも有毒なものが多く、この実も毒をもっている。

( サネカズラ ) マツブサ科のツル性の雌雄異株の常緑樹。かつて樹液を男性用の整髪料として用いたということから別名 ビナンカズラ( 美男葛 )とも言われている。

( バラの実 ) 花が終わったあとの偽果。

20060329 (LAST UP DATE 20060620)