ハクビシンの動画が観れます。( 33秒 ビデオクリップ データ 8.3MB )

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小さな手で器用に小枝を握ることができます。

この道の、30メートル位前方の左側に
今回の撮影場所のスダチ畑があります。

ハクビシン = 哺乳類 学名 (Paguma larvata) (ジャコウネコ科) 日本での分布は年々拡がる傾向にあり、今ではほぼ全域で確認されるようになってきた。日本では古来から生息していたという説と外来種であるという説があるが後者の方がやや優勢。一時期毛皮獣として飼育されていたこともあり、それらが野生化したとする文献もある。国外では中国からインド、東南アジアにかけて広く分布している。名前のハクビシンは見たとおり顔の中央の白い模様から「白鼻芯」と名付けられた。かつて長野や山梨では天然記念物に指定されていたこともあるという。雑食性で昆虫、爬虫類、木の実,果実など幅広く何でも食べる。かなりの甘党らしく、ペットとして飼われているものは糖分の多い果物やお菓子類を好む。そのため農作物、特にブドウや柿、などの果樹農家にとっては害獣として駆除対象にされることも多い。ところでジャコウネコ科といってもネコではなく、マングースなどに近い動物であるらしい。

体を丸めるとボールのように丸くなってしまいます。

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2003年にヒトSARSコロナウイルスをハクビシンが媒介すると専門家によって断定された。それを受けて中国では予防措置として処分指示が出され、その結果 大量のハクビシンが殺された。同時にアナグマやタヌキも処分されたという。中国ではハクビシンは食材のひとつでありSARS感染者に野性動物を扱う調理師がいたということが発端だとも言われている。
  ところが最近、SARSウイルスを媒介するのはハクビシンではなくて野性の「キクガシラコウモリ」であると発表された。

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