里山 フォトレポート シリーズ No.12
(徳島県美馬市脇町東田上にて撮影 2008)
オオムカデ科に属するトビズムカデは、完全な肉食で、昆虫類、ミミズ、小さなカエルなどを食べる。飼育下では生肉や刺身なども食べるようだ。掲載写真のムカデはカタツムリまで食べた。
空腹状態のムカデは、発見した獲物が攻撃圏内に入ると体前方にある足で抱え込み、毒をもつ強力な大あごで食いついていく。ムカデの足は先端が棘のようになっていて、捕まれると逃げるのは困難だ。狙われる虫たちにとっては恐ろしい存在に違いない。
20080724___20081003
ヤブキリを襲う
キアゲハの幼虫に襲い掛かる
アマガエルを襲う