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( - 遠い日の風景から - )

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        ね   こ   が   み   さ   ん

お松大権現 (徳島県阿南市)

-昭和58年1月4日 癸亥-

 こういう場所は何故かオバアちゃんがよく似合う...で、もって
「今、ちょうど、こまかいんがないんじゃ〜。アンタちょっと貸しといてくれるでェ」 「ほんなら、これ使いなはれ 」  「すまんなァ、後で返すけん 」  「えーでわ、えーでわ 」  「 ほぉーでかァ 」  てなことを言っていたかどうかは、わかりませんw

● 奉納された大量の招き猫、その数に圧倒される。現在では一万個もあるのだという。ここは徳島県阿南市加茂町にある、お松大権現、通称「ねこがみさん」である。このお松大権現は日本三大怪猫伝として有名なのだそうである。
  悪徳金貸しと、これまた悪徳奉行らによって、非道な裁きを受け処刑されてしまった庄屋の妻、お松が愛猫に遺恨を残しておいたために 、怪猫が現れて復讐をするというようなお話である。掲載写真は、もう20年以上前(昭和58年)に撮影したものである。その後は一度も行っていないので詳しくはわからないが、今はかなり雰囲気がが変わっているかも知れない。愛猫家は一度は訪れてみたい場所だろう。

20070212___20081005

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野良猫もここでは何らかの餌にありつけるようで、何匹か見かけた。猫を捨てにくるフトドキ者も少なくないようで、(猫捨て禁止)の表示がされていた。