★★★★★

 

★右の写真をクリックすると 次の写真ページへ移動します。★
更に画面をクリックするごとに次のページへ移動します。

( オール手動式スライドショー    全16ページ34カット )

クリックすると写真ページへ移動します。

20060620      LAST UP DATE 20081004

Copyright (C)2006   Satoru Fujimoto   All Rights Reserved.

⇒⇒⇒mail

  もうずいぶん前になるがNHKの番組に新日本紀行というドキュメンタリー番組があった。オープニングのタ イトルバックに流れる富田勲のテーマ曲が好きでよく観ていた記憶がある。その中に徳島の阿波踊りをテー マにした「 阿波踊り考〜徳島市 」1970年(昭和45年)というのがあった。阿波踊りの魅力や、踊りの起源などにも触れていて当時の阿波踊りそのものを見事に捉えていた。今から35年も前のことである。当時はも ちろん家庭用ビデオなんかあるわけもなく、テレビを観るということはそれが生放送であれ、フイルムによ る記録編集映像であれ、観るものにとってはすべて( ライブ )であった。
  私が阿波踊りを撮影したのは、それから少し後の、1974、1975、1977年の3年間だけである。枚数は多くないものの、国産白黒フイルム、国産ネガカラー、そしてKodak社製のネガカラーとリバーサルフイルム(コダクローム)で撮ってい る。30年も経過すると多少色褪せてくるものだが、コダクロームはあまり色褪せを感じさせない。さすが外式(色素がフイルム内ではなく処理液中にある)フイルムだとその耐久性に感心させられてしまう。結果的に 30年の私的耐久テストで、すばらしいフイルムだったと再認識したところで、時代はデジタルである。私ですら、もはやフイルムカメラは久しく使っていない.。あらためて30年という歳月を感じてしまう。当時、踊っていた人たちが写真の中の30年前の自分と再会し懐かしんでいただければうれしいです。

   
( 掲載写真はコダクロームを使用、カメラはペンタックスSPF、SMCタクマー35ミリ、105ミリ、マニュアルストロボ 使用 )