―集落の風貌― 【街景色・村景色】                                                                        Photo by Satoru Fujimoto
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 美馬市脇町地区の中心部を貫く、県道12号『鳴門―池田』線、は、町にとって古くから重要な幹線道路である。嘗ては、この沿線には商店が連なり、脇町でも最も華やかな中心地であった。
 もちろん今でも多くの商店が残ってはいるが、以前ほどの賑わいはない。広い道幅を持つバイパス道路が出来てからは、銀行、郵便局、スーパーなどが次々に移転し、更にバイパス沿いには郊外型の大型店も出店してきた。そのため客足の減少という余波も被った。

 脇町の顔としては、うだつの町並みを擁する南町、商業地としてはバイパス沿線ということになってしまい、鳴池線沿いの脇町の商店街は道幅が狭いということもネックとなってだんだんと取り残されつつある。
 しかし、あらためてこの沿線沿いの商店街通りを歩いてみると、古くから商いをしている個人商店が多いためか、看板のロゴ等は少しばかりの古さと共に淡い懐かしさのようなものも感じられるようになってきており、昭和後期の匂いを漂わせるプチレトロな地方都市の雰囲気がほのかに湧き始めているようにも思えるのだ。

        ( 撮影 2006〜2007年 )        (Nikon D70 ,D100  24−85  70−200)























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